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小中学校の卒業アルバムは、すでに処分済みです。 引越しする度に、ちらっと見るだけだと気づいたからです。 それも自分のページと、初恋の子のページしか見なかったのです。 幸い、娘が小中学校ともに母校に通っているので、授業参観で何度も行きます。
最初の感動はすごいものがありました。 まるで子供の頃の自分に会えたような感じがしました。 中学時代は嫌な思い出ばかりでした。 嫌な思い出が蘇り、もう済んだ事とはいえ、時間を返して欲しくなります。 今中学校は荒れておらず本当に感謝です。 ミニマリストの人たちで、卒業アルバムを捨てたいと思っている人は、一度学校に入らせてもらえると良いでしょう。 最近は関係者以外立ち入り禁止なので、難しいですが。 写真は本当にわずかな情報だと思いました。 思い出の品より、思い出の場所を訪れた方が良かったです。 それは全身の体験ですし、滞在時間の制限もあり、瞬間を大切に感じようとするからです。 今は何でも記録しようとし、その瞬間の価値を損なう傾向があります。 でも匂い、空気、風、光、手触りなどは、いくらカメラの性能が良くても、再現出来ません。 自分の感受性だけです。 感性が研ぎ澄まされているか、どうかです。 何も持っていなければ、もっと感じられるのでは?
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4月 2023
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