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「自分のベストを尽くせ」
この言葉をそのまま受け取ると良くありません。 そんなにシンプルな話ではない、と思います。 苦手な事に対して、全力をあげて取り組むべきか? どうでも良い事にも、尽力していいものか? 感情をコントロールしたい、集中力を取り戻したい、などの理由で色んな事にチャレンジしています。
中でもプチデジタルデトックスや、一度に一つの事しかしない、などはとても有益だと思います。 今日、今、ここを感じられるようになって来ました。 「地味すぎる校訓だな、俺には合わない」
1986年当時はバブルでした。 しかし地に足をつける歩みしか許されないのが三河地方です。 だから浮かれ気分の最中にも、地味な校訓を選んだのでしょう。 第1回生として入学し、新しく美しい学校に刻まれた校訓を、僕は好きになれませんでした。 「今、これを考える必要あるか?」
一日中色んな思考が巡ります。 放っておくと、思考はどんどん進んで最初とは全く別の事を考えていたり。 楽しい事ならいいのですが、ネガティブな事だと困ります。 思考が感情を生み出すからです。 集中力を取り戻したいので、暇に慣れるための努力を始めました。
一度に一つの事しかしません。 ポッドキャストを聴きながら、自転車、家事、トイレをやめました。 風呂に入りながらの音楽、オーディオバイブルを聴きながら、ストレッチや筋トレもやめました。 今ここ、を意識し、感度良く生きるために、プチデジタルデトックスをします。 「ゴールは何?」
良い質問は単純な事が多いです。 「なぜそれをゴールにした?」 率直すぎるくらいです。 でも、それらの答えがあまり明確でない事はよくあります。 現実はそうだと思います。 おぼろげなゴール、よく考えてないプロセス、その中でもがいている事が多いです。 でも、それは経験豊富な人が客観視して思う事なのかも知れません。 一つのゴールに到達すると、達成感を味わい、そのあと喪失感がやってきます。
次のゴールを設定しても、腰を上げるのが億劫になる事もあります。 「また1からやるのか…」 そんな気持ちが自分を別の関心に駆り立てて行きます。 何となく顔を背けたいのでしょう。 僕はハロウィンが嫌いです。
なぜならその起源があまりに残酷だからです。 単なるパーティーとして許す事もできないほどです。 知らずにやっている、知らなければ仕方ない、と寛容な気持ちにもなれません。 白いTシャツが2枚ありました。
2枚とも全く同じものなのですが、1枚は780円、もう1枚は1万5千円で売る事にしました。 安い方はC(cheap)、高い方はE(expensive)というブランドをそれぞれ立ち上げました。 安い方にはCのロゴ、高い方にはEのロゴをつけました。 「人生をシンプルにして何がいいの?」
初めてのミニマリズムについて聞く人は、素朴な疑問を持つと思います。 それに対する答えが本質を捉えています。 だから素朴な問いは侮れません。 どんな利益があるのかをリストアップします。 「ひとし、ソロを弾く時はコードの音を使って弾くのよ」
確か、14歳の頃だったと思います。母がそう教えてくれました。 母は近所の子供達にピアノを教えてました。 でも、ちょっと弾ける程度です。 むしろ歌うのが好きでした。 僕も何度かバイエルを始めましたが、いつも挫折しました。 アドリブで大切なコードトーンを最初に教えてくれたのは母でした。 「娘に対して何をしてあげられるか?」
金で買えないもの、いつまでも続くものを与えられたら… とリサーチしていました。 Joshua Becker - Becoming minimalistで35のリストをあげて説明しています。 その中で、僕が気になったものをいくつか紹介します。 知り合いが某有名アパレルブランドで働いていたので、色々教えてもらいました。
中国の工場のラインで、同じ素材を使って作られた服が、最後にどのロゴがつくかで、¥15000のTシャツになり、¥750になるかが決まるそうです。 それだけ。 他は全く同じ。 ロゴが違うだけ。 嫌な仕事、やりたくない仕事って何がありますか?
例えばリストラ役とか、みんなをまとめる役とか、いい給料貰えますが大変です。 影で酷く言われる、怨まれる仕事… それは知識労働者でも、肉体労働でもありません。 感情労働というそうです。 身体や頭の汗でなく、心の汗をかく仕事だそうです。 短所に関する単語は、長所と比べて断然多い。
「さあ、才能に目覚めよう」という本の古いバージョンに書かれていました。 それほど長所に関する意識が薄いんですね。 意識してはいても、漠然とした個人的なものであり、共有しません。 だから話し合う同士の認識が違っていたりします。 お互いイメージしてる事が全然違うなんて残念… 中学時代の友人たちと会うのが好きです。
全く壁を感じないからです。 長期的な関係の素晴らしさは、中学時代の親友と集まってみると身に沁みます。 話しても話さなくても、というかほぼ言葉は要らない関係です。 これから築く人間関係が、同じになるかどうか分かりませんが… でも、永く付き合いたいです。 という事で、僕は何でも長期的に捉えるようになりました。 ブログ、ポッドキャスト、ユーチューブ…その他色々ありますが、短期的にブレイクしてもそれを継続するのは難しいようです。 シンプルな言葉を使う、それはアドリブでも心がけている事です。
それが動機であればいいのですが、僕は違います。 一般リスナーと繋がりたい、それでいて同業者が真似できないようにやりたいです。 僕は話し方とアドリブは共通すると思います。 常日頃から話し方も気をつけたいです。 そこでシンプルな言葉とは?を紹介します。 「何をシンプル化すればいいんだろう?」
「モノ、時間、人間関係…その他にあるかな?」 そうやって考える時間はとても大切です。 でも思いつかない事もあるので、具体的なリストがあると助かります。 Becoming Minimalist - Joshua Beckerは、経験や観察で学んだシンプル化すべき最も大切な10項目をあげています。 「比較は喜びの盗人である」とはセオドア ルーズベルトの言葉です。
私たちは比較の精神に囚われて、頑張るように仕込まれて来ました。 誰がより多く所有するか? でも、より多く所有するを良し、の時代は終わりつつあります。 人を羨む、または蔑むことに、疲れたからでしょう。 より少なくを良しとする時代に向かっているようです。 |
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4月 2023
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