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どこでやめるか?どれだけやるか? 難しい問題です。 ミステリアスで、クールさを際立たせるテクニックです。 想像を掻き立てられるので、余韻が持続します。 例えば、突然終わるマイルスのソロ。 観る側に委ねられた仏映画のエンディング。 腹一杯で終わるのもいいけれど、なぜ?が残ります。 幕が閉じてもシーンを反芻します。 ストーリーは分かりきった時点で満足します。 そして次には、心はもう次の作品を探しに行きます。 素晴らしいけれども、腹一杯と飽きは隣り合わせです。 ブルースは使う音はわずか、そこにニュアンスが無限に込められる。 シンプルなだけに含みがある。 俳句なども似ています。 文字数に制限があるので、直接的な表現になりません。 匂わす、ほのめかす、というゲームです。 受け取り手の理解や想像力が一層盛り込まれます。 一見難解ではなく、むしろ退屈そうです。
淡々としているようで、情念が奥深く続きます。 みんなが楽しめなくてもいい、一部の人により強烈に、深く、長く楽しんでもらえたら。 その覚悟と開き直りがクールなのでしょう。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2023
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