|
「いつも流されるだけの人生だなぁ」と思ってしまう人のために、僕の経験をシェアします。 何事もシンプルにするように努めると、流されない人生になります。 コントロールできない量を抱え込んでいる事、自分の真意を掴めてない事が「流されている感」の正体だと考えています。 よくも悪くも相互作用し、どちらか一方に働きかけると、もう片方も影響を受けます。
コントロールできないくらい多忙だと、自分の真意について考える余裕もありません。 また自分の真意を掴めてないと、色々と人の意見に振り回されてしまいます。 逆に、とりあえず部屋の散らかりを片付け、いらないものを捨てるだけで、思考が鮮やかになります。 さらにモノを厳選すれば、自分の価値観が見えてきます。 またよく考える時間をとって、やりたい事を明確に出来れば、それ以外のモノやコトは排除した方がいいのだと分かります。 実に、シンプルにするのはシンプルではなく、チャレンジであり、楽しみ、自分だけのゲームでもあります。 僕は「自分にとって何がベストフィットか?」を問い続ける習慣をつけました。 まず自分を大切にする、自分に敬意を払うようにすると、色んな無駄が無くなり、考え方がスッキリしました。 最初は「これは自分らしくないな、好きじゃないな」と思うモノ、コトから排除しました。 僕は無駄の排除、自分の真意を見つめる事を同時期に始めましたが… 「モノを捨てたり、考えたりする時間は無い」と言う人も多いでしょう。 そんな場合は、まずコトから捨て始めましょう。そうすると時間が余ってきます。 毎日、押し寄せてくる情報を受動的に消費していませんか? テレビ、SNSやゲーム、その時間は本当に必要でしょうか? 暇つぶしに過ぎず、あとで覚えていない情報なら、もっと別の過ごし方があってもいいと思いました。 少し話がそれますが、実は時間を失うだけではありません。 脳は情報を処理するたびに、疲れて行きます。 集中力とエネルギーは失われて行きます。 つまり無駄な情報を消費しない事は、時間を作るだけでなく、作った時間を利用するための余力をキープするためでもあります。 そして時間を作った後の、別の過ごし方は、「やらなければならない事」ではなく、「好きな事」「やりたい事」にしました。 受動的=流される人、主体的=流されない人です。 「好きな事」をして時間を過ごすと、生きている実感を楽しめます。 それを優先した生き方は、満足がいつも優先します。 「やらねばならない事」優先で生きてしまうと、人の命令に動かされるだけの生き方になります。 忙殺されると、自分を見失う感じがします。 平均的な日本人はこの類かも知れません、そしてそれを「真面目」と呼ぶのかも知れません。 でもそれが流されている感じの正体でもあると思うのです。 また流される人生には、情報によるマイルドな責められ方もあります。 テレビの中にはメッセージが沢山込められており、無意識に従うように仕組まれています。 「みんながやっているから…」の強迫観念がそれです。 テレビは受動的に消費する情報なので、企業の巧みな心理操作がなされています。 あまりに自然に溶け込んでいるので、気がつきません。 だから一番いいのは、一度テレビをやめてみる事です。 そして「自分にとって何がベストフィットか?」と考える習慣をつけるといいです。 その問いをするために、とりあえず試しに他にも色々とやめてみるといいです。 一度自分をリセットしてみると、驚くほど気分が軽くなります。また時間も余ります。 ゲーム、youtube、ソーシャルメディアは、まさしく時間泥棒です。 またしがらみの付き合いも、距離を置くようにしましょう。 明らかに無駄だと分かる事からやめましょう。 人生をシンプルにするほど、自分に関わる一つ一つに、全て込められた意味があると気づきます。 敢えてやめる、外す、使わない、不便を良しとする、全て意図があります。 若い頃は所有したい気持ちの方が強いかも知れませんが、自分らしく生きる願望が強くなると、違う視点を持つようになります。 厳選する、諦める、捨てる、封印する、という面白いゲームもある事に気づけるといいです。 それは自分をよく知る事と繋がります。時間をかけて考える必要もあるでしょう。 面倒かも知れませんが、それこそが楽しみです。 クリエイティブな作業です。 その楽しみを知ると、外部から取ってつけただけでは満足できなくなるでしょう。 クリエイティビティを発揮する、流されない人生になっています。 「これは自分らしさを表現しているのか?ベストフィットしているか? それをやる事が自分らしさの表現なのか?」 と問いかける癖をつけましょう。
0 コメント
返信を残す |
アーカイブ
4月 2023
|