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孤独な時間が極端に減った若者世代で、「不安障害」が増大しているそうです。 これはちょうどスマホが出回る時期と重なるそうです。 一人で思索する時間が無くなり、代わりに誰かの考えに四六時中さらされているからです。 内省よりも、コミュニケーションを優先すると精神衛生に支障をきたすわけです。 今やソーシャル不安(social anxiety)という言葉が、ネット上至る所で見られます。 それだけ多くの人が感じている悩みなのです。 どうしたらいいのでしょうか? 散歩をしたり、一人になる時間を持つ必要があると言います。 内省する、とまで言わなくても、以前は自分の考えと対峙する時間はいくらでもありました。 しかし同時にそれを「暇」とも感じていました。 スマホやSNSは出現してまもなく、「暇」を完全撃退する最高の友となりました。 ただ新しい物なので、何のデータもありませんでした。 結局、時代の最先端を行く感じが新鮮なだけで、デメリットの方が大きいと分かりました。 問題は「暇」をどう潰すか?であり、スマホによってそれを潰すのは、よくないだろうという事が今ようやく分かってきたのです。 散歩は素晴らしいのですが、散歩が嫌いな人はどうしたらいいのでしょう? 趣味を持つべきだと、カル ニューポートは「デジタルミニマリズム」で書いています。 オンラインではなく、リアルな趣味です。 ギターとかDIYとか。 質の高い趣味の時間を長く確保すれば、どうでもいいSNSを極端に減らせるようになります。 「なぜこんなスマホの画面を長時間眺めていたんだろう?」と馬鹿らしくなります。 僕も今のところほんの数日だけデジタルミニマリズムをしていて、本当にそう思います。
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4月 2023
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