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海外で暮らして良かったのは、自分の弱さ、無力さを知った事です。 何をするにも言葉も分からないし、何も知らない。 だから頭を下げてお願いするしかありませんでした。 もしくは、情報も無いままに当たって砕けるか… でも、今はネットで情報収集できます。 だから海外に行ったとこで、そこまで無力さを感じられないかも。 ネット以前は、情報がありませんでした。 ググれよ、と何でも軽く捉える事に、まだ抵抗を感じます。 取り敢えずやってみるじゃダメなのか?と。 ブロガーやユーチューバーの情報も良いんだけど、知らない自分のまま挑むのも良いじゃないかと。 何も通じないし、出来ない自分。 海外にいると、無力だと知りました。 虚勢を張るチンピラ、生意気ワカモノにも、ネット以前の海外の生活をさせてあげたいです。 自分がアリよりちっちゃい存在だと知るでしょう。 真実な姿を叩きつけられるでしょう。 一方で、ゼロから始めるのは、恥さえ捨てられれば、結構気持ちいいものです。 そこがまた海外の生活で良いところです。 誰も僕をしらない、誰も気にも止めない… 完全に無力で、完全に挑戦者、フリーな状態です。 そこら辺のエイジャン(Asian)の一人って扱い。 見下されたところから始めるのは楽です。 登るだけだから。 頭を下げながら、当たって砕けろです。 今は検索出来るので、そうする必要も無いかも知れませんが。 勿体ないです、自分を試すチャンスなのに。 弱い自分を知って謙虚になれます。 自分の力で生きてるんじゃなく、生かされてるから生きてるんだと。 その無力さの中でも、何か自分が貢献できるものを探して、そこに全力を費やすって感じです。 まあ社会人は、みんなやってると思いますけど。 とにかく、完全アウェーの状態では、わずかな強みでもそこにフォーカスするのが鉄則です。 まず弱みを克服しよう、それからだ!なんてアホらしい。 例えば、英語を学校で学んでから…なんてやってたら遅すぎます。 自分が何か貢献できる所に突っ込んで行けば、自ずと話す機会が増えます。 言葉の弱みは大目に見てもらえます。 弱み(この場合英語)は自分の強みの影にいながら、少しずつ改善されて行きます。 できない英語にフォーカスし、辛い勉強をするより、自分の貢献できる強みを喜ばれながら、自然に英語力がつくか…どちらがいいですか? もう長いこと日本で暮らして楽チンにやってます。 でも現実的に言うと、そんなでもありません。 経済的にはずっと超低空飛行を続けてますし、今の通訳のバイトもAIに奪われる事が分かってます。 そんな事言えば、俺も、オレだって、となるでしょう。 ブルー(鬱)やファンク(臭)は付き物です。 引きずっているもの、闘っているもの、悶々としているものが、ゼロという人なんているんでしょうか? 仕方なくついて行く、流されるのを選択する人はそれでいいんです。 それを悟りと信じている人もいるでしょう。 でも僕は楽観主義なので、あらゆる手で抵抗します。 楽しんで生きる為に。 だから自分の持っているものをシェアする所からやってます。 新鮮な感覚でいるには、何か新しい事をやってみるといいです。
恥さえ無視すれば色々出来る… 挑戦者でいられるのは楽。 そうは言っても恥ずかしいし、怖い。 分かってるんだけど、そこに突っ込んで行くのは実は面白い。 何でも慣れてしまえば感じなくなる。 色々経験したからこそ、ちょっとだけ達観視できます。 恥も恐怖も失敗もストーリー or ゲームのダイナミクスを作ってくれる大事な要素なんですね。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2023
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