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自分が要らなければ、いくら良いものでも要らないと言おう。 例えば、高級外車など。 メンテナンスを考えると、故障した時に部品調達に時間がかかったり、やたらと高価だったり、面倒な事が多いです。 今やステイタスは必要でしょうか?
これだけ見通しの利かない世の中で、それをキープ出来なくなったら…? 高級外車はお金が無くなった時に、売ればお金になるといいます。 ぼろい国産中古車に買い変えれば、確かにいくらか残ります。 それで惨めに感じなければ、いいでしょう。 昔は、何かを買う事で幸せを手に入れようとしたものです。 テレビや雑誌はイメージ戦略で民衆を洗脳しました。 みんな幻想を目指して、一生懸命働いたのです。 1958年から98年の40年間、実質支出は6倍になっても、生活満足度は、全く変わっていないという事実… 幸せとは周りの人たちの中で、どんな状態であるかという事で決まるそうですが… 果たしてそうなのか? 人の目を気にしなければ、質素でも幸せになれると思います。 だからミニマルライフが流行っているのでしょう。 例えば、ブラジルは2019年の幸福度ランキングで32位です。 アメリカは19位、オーストラリアは11位です。 これらの国に住んでいたので、その貧富の激しさを知っています。 日本と比較すると、所得によって居住エリアが違うので、地域によって不幸感が強くても良さそうなものです。 でも、そんな事は関係なく、自分の人生を生きようとしています。 日本には(少しずつ良くなってますが)その自由がありません。 日本は58位、ホンジュラス59位と同レベルなのです。 ホンジュラスは貧困国です。 周りが貧しくても、助け合って生きていれば、それなりに幸せなのでしょう。 日本はみんな中流階級でありながら、人間関係の質が悪いので、自殺者が多く、不幸なのでしょう。 海外の貧富の差と比較したら、日本のそれなどは大差ありません。 そんな中で抜きんでようとしても、そもそも幸福度が上がらない統計があるのです。 むしろ人間関係に力を注いだ方が、幸せになれるはずです。 お金と時間を、人間関係、経験に費やす方が幸せです。 それはビジネス的な関係だけではありません。 お金と関係のない、家族、隣人、コミュニティとの関係を充実させた方がいいです。 あと、自分の人生は自分だけのもの、と意識する事です。 誰かが敷いたレールの上を行くと、疲れるか、後で後悔します。 自由に自分の人生を描き、それを生きるのです。 好きな事をし、自分の得意ゾーンで生きるのです。 結局、厳選し、ミニマルな生き方になって行くのです。 自分の選択した道以外は、お金をかける意義を感じなくなるのです。 テレビや雑誌の脅しに乗らなくていいのです。 そういうものが誘ってきても、無視すべきです。 外車の部品のように、後から高くつきます。 死に際に後悔します。
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4月 2023
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