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日曜日の礼拝説教で、マルコス牧師から「人生を管理出来ているか?」と言われました。 僕は出来ていません。 自分に与えられたモノ、才能、時間、人…ちゃんとケアしてません。 求める理想はあっても、すでにあるものですら管理出来てないとしたら、むしろ与えられない方がいいと言えます。
例えば、12歳の子供が10万円欲しいと言っても、与えない方がその子のためです。 例えば、宝くじに当たって、その後人生が崩壊する人は多く、それなら当たらなかった方が良かったのです。 例えば、芸能人などハメを外したりしているうちに、ドラッグにハマるとか。 人気絶頂と共に、それを失う事への恐れから鬱になるとか。 みんな人気者になりたい、けれどもそれに伴う責任や、いずれその地位を失う時、後続に奪われる惨めさなど、全く予想しません。 つまり欲しいけれど、自分がそれに伴う副産物に耐えられるか、分からないのです。 全て目に見えているのは、ごく一部で、水面下にはその何倍もの嫌なモノが付いてきます。 自分が欲しているものに対して、所有するにふさわしくなる必要があります。 それには、今ある場所で、忠実に生きる事です。 「小さな事に忠実な者は、大きな事にも忠実です。小さな事に不忠実な人は、大きな事にも不忠実です」 とイエス様は言いました。 要するに、金、名声、権力など、多くの人が求める成功というものは、それ自体が悪いのではないという事です。 それらは、その人の中身を暴露するものです。 それらは、その人の本性を増幅してしまうものです。 マルコス牧師の話と、最近、家事を趣味にしてみようと思っていた事が、重なりました。 すでに与えられている恵みに対して、しっかりと管理できて初めて、先に進めると思いました。
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4月 2023
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