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語学やギター、なんでも基礎が大事です。 最初はそれが分かりませんでしたが、今こそ改めて基礎をやるべき。 それに気づいたのは、ある程度できるようになってからでした。 だから順序は大切です。 学校の英語は、教える順序が悪いです。 日本語のように、読み書きより、まず聞き取りと会話を先にすべきです。 子供は就学前にすでに日本語で話せて、そこから読み書き、文法を学びます。 英語の場合、いきなり読み書き、文法を目一杯やります、おかしいです。 簡単な英会話でも、できると人生楽しくなります。 僕もそれくらいのレベルです。 難しい文章や単語や長文は分かるけど、話せない人はたくさんいます。 日常会話なら簡単な単語を使うべきなのに、難しい単語を使ったりします。 それはおかしいです。 アドリブも共通します。 朗読や読解はできるけど、会話は出来ない。 コピーは朗読に似ていると思います。 フレーズをストックするのも、英文の役立つフレーズ集と同じです。 でも英会話で、フレーズをそのまま使うタイミングはまずないでしょう。 アドリブで使えば、前後の文脈が不自然だったり。 Have, take, getなど簡単な動詞を使い回すのが、英会話の特徴です。 アドリブの場合、僕の意見では、ペンタトニック、メジャーとマイナースケール、トライアド、テトラッドなどがそれです。 それらをよく知り、使い回せれば、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー、ディミニッシュドやオルタードスケールなどに繋がって行きます。 逆に言えば、これらの難しいスケールを攻略したければ、それ以上に基礎をマスターしてなければ無駄だと。 でも、英語の勉強と同じで、難解なものへチャレンジする事がマスターへの道と思い込ませる教育が染み付いています。 それは、結果だけを見せる、または欲しがるからです。 結果(目立つ難解な部分)は魅力的です。 それが出来れば上級者と思われるからです。 だからそういうコンテンツは、売れる。 でも英語の教材のように、結局いいネタを探し続ける事になる。 本当は、基礎的な事をこねくり回しているにすぎない、と教えるべきです。
もうすでに知っていると思い込んでいる事を、本当は知らなかったんじゃないか?と疑う事から始まります。 だからそこに到達する事が、まず第一歩だと思います。 結果だけ欲しい、プロセスはいらない人は、いつまでもショートカット探求の旅を彷徨うでしょう。 むしろ結果は後から付いてくると開き直れば、プロセスそのものが実は楽しかったと分かります。 ますますシンプルなトピックに磨きをかけたくなると思います。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2023
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