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モノを購入する直前が興奮のピークだそうです。 残念ながら購入後は右肩下がりとなります。 つまり夢を買ってるという事でしょうか、現実となった瞬間に価値が落ちるのです。 「ついに、ついにヴィンテージギターが俺のモノに!」
それが叶ったとしても、いずれ慣れてしまいます。 慣れると感動がトーンダウンします。 キープするには、自分が鋭く感じられるよう努めなければなりません。 残酷なのは、最高級品を所有すると、相応の実力を求めれる事です。 見合っていればよし、そうでなければ皆んなから、 「宝の持ち腐れ?」 と思われます。 つまり所有する事で逆にプレッシャーを抱える事になるのです。 また、色んなブランドものを身に纏うのもいいですが、海外では若い人はそういうのは見ませんでした。 そういう事をする人に対して、こんな意見を聞いた事があります。 「それは自信のなさの表れだ」 僕も所有するなら良いものが欲しいですが、そういう見方も頷けます。 「本当に自分に合ったものとは?」 「同時に本当に欲しいものは何か?」 メディアの刷り込みから解放されるのは大変です。 なぜなら購入前の興奮は、多くの場合、宣伝によるものが大きいからです。 買った瞬間、宣伝のマジックが解かれます。 騙されやすい人は、その目が覚めた時の感じを想像するといいかも知れません。 買った後、ほぼ手も付けず、放置…という事はありますか? 僕も身に覚えがあります。 だからまず派手な宣伝は疑うようにしています。
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4月 2023
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