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家族に対して自分の気持ちを伝えるのは、難しいかも知れません。 でも人はいつ死ぬか分かりません。 だから機会がある度、言うべきです。 娘が生まれたのは、母が亡くなってちょうど1年後です。
だから妊娠が分かったのは、母が亡くなってから数か月後の事です。 僕が悲しみに沈まないよう、神様が与えて下さったプレゼントだと思いました。 だから娘には昔から、その時の事を話します。 「あいちゃんが生まれてくれたおかげで、パパは幸せになったよ」と言います。 妻にも「愛してるよ」といつも言います。 やはり言わないと伝わりません。 いや、分かっていても言って欲しい時があると思います。 普段はそうでもないかも知れませんが、ピンチの時には必要です。 ただ、普段から言わないでいると、言わなきゃいけない時に、言い出しにくくなりがちです。 改まって言うのは、恥ずかしいものです。 それだったら、バカみたいだけど、いつも言ってしまえばいいと思います。 ふざけながら、「アイラブユー」とか、「大好きだよー」とか言えばいいんです。 そうやって慣れて行けばいいです。 死んでからでは遅すぎます。 死ぬ間際に言うのでも、遅すぎます。 何気ない日々の繰り返しこそが人生で、その中で伝えるべきです。 僕はそう考えていて、気持ちを伝える事にしています。
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4月 2023
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