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鈍感になってしまうと、感動できなくなります。 楽しめなくなります。 より強烈な刺激を欲するようになります。 食べ物や娯楽などは、大衆を繋ぐために、中毒性を帯びています。
実際アメリカのスナック会社(日本もそうでしょうが)は科学者を雇って、中毒になるように作っているそうです。 酒やタバコやドラッグの害は明白ですが、食べ物や、情報についても、依存性が指摘されるようになりました。 企業の餌になる、その始まりはまず鈍感になる事ではないでしょうか? そのきっかけは、単なる退屈かも知れません。 退屈と戦うのは面倒なので、暇つぶしになるものを探します。 ただ、その単なる暇つぶしに安易に手を伸ばすと、中毒にさせられます。 だから僕はむしろ逆行すべきだと思います。 つまり感受性を鋭くするべきです。 敏感であれば、少しの刺激でも楽しめるからです。 自分が満足さえすれば、あとはいらないのです。 「自分の命にダメージを与えるために、働き、お金を稼いでタバコを買うのは狂気だ」とタバコを辞めた人が、よく言います。 タバコの奴隷と考えれば、まだ救いがあるように響くかもしれません。 でも、やめられない人は、タバコ会社の奴隷です。 自分の命を削って周りに迷惑をかけて、最終的に本当に喜んでいるのは、タバコ会社と株主です。 そんな大きな代価を払っていいでしょうか? かくいう僕も、菓子パンやスイーツを見ると手が伸びます。 夏にコカコーラを一度飲むと毎日飲みたい衝動に狩られます。 美味しいけれど、将来病気になるために投資していると考えると恐ろしいです。 一生懸命働いて金を稼ぐのは、医者に貢ぐためでしょうか? 寿命が伸びて、病気で苦しんで過ごしたくありません。 自分が選択できる立場にい続ける事は大切です。 自分が選択できる状態である事、それが自由だと思います。
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4月 2023
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