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ロボット化は至る所で見られます。 いずれ人とロボットの融合も始まるでしょう。 もはや人間でなくなってしまう訳です。 それは健康、セキュリティ、便利、娯楽などの理由で推進されるでしょう。 一方で人間である事を放棄する事になります。 その抵抗はあっても、次第に慣れるでしょう。 まず高齢者、障害者にとって有益であるのは、分かっています。 そこからスムースに浸透させていくと思います。 同時に、庶民の生活が飛躍的に便利になるアピールが活発になるでしょう。 有益である部分は使うのに反対しません。 ただ、個人の自由を保ってくれるかどうか? これまでを振り返ると、そうでは無いと思います。 コンピューターによって生活は楽になった部分もあるけれど、そうでも無い部分もあります。 新しいマーケットを作れば、そこに人はなだれ込みます。 古い仕事は無くなり、新しい仕事を学べとなります。 変われない人は置いていかれ、変わった人が生き残ります。 歴史はその繰り返しです。 繰り返しながら、ゆっくり人生を他人の手に委ねてきました。 産業革命からの話です。 都市部の工場で働く方が効率よく儲かる、農業より生活が安定するとなりました。 しかし企業に従属し、個人の運命は会社が握るようになりました。 コンピューターの登場で、産業時代から情報の時代となりました。 それにより便利になりましたが、仕事も無くなりました。 人もコンピューターで管理されるようになりました。 コンピューター管理に十分慣れた後は? スマホとクラウド管理の時代にスムースに移行しました。 もっと便利になる、生活は変わると。 クラウド(雲)と言っても、それは単にイメージです。 ネット上のやり取りは、全て格納されています。 広大な土地に保管され、グーグルなどのグローバル企業に個人情報を握られました。 今はソーシャルメディアの時代です。 そして生活の全てが記録されるようになりました。 どこに住んでいる、どこへ行った、何を食べたか、誰と一緒か、アップした全ての情報は、フェイスブックなどの会社のものとなります。 今ではアマゾンアレクサを始めとした、声認識のスピーカーです。 AIに生活の全てを知られ、AIは人類の全てを吸収します。 もうコンピューターの方が、自分の事をよく知っています。 次は? どこまで自分を明け渡す? その先に誰が情報を把握しているのか? みんながやるから、仕事があるから、仕方ないから、という理由で時代はシフトして行きます。 でも、テクノロジーの進化は、便利にするだけです。 幸せかどうかは関係ありません。 だとしたら、人間である事を放棄するような事態は避けるべきです。
しかしこれまでを考えれば、未来を作る連中がどうするか分かります。 断り難い状況を作っていく訳です。 セキュリティや健康の理由などを強調して。
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4月 2023
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