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楽器は自分であり、楽器は楽器ではない。 これは本来自分のイメージする音を鳴らすという前提で、本当の音は脳で作られているという意味です。 だから同じ楽器でも、弾く人によって音が違ったりするのです。 これを基準とすると、いくら楽器を誰それモデルを使っても、同じ音が出ないと分かります。 似せるためには、イメージし、身体がそれに従うよう鍛錬しなければなりません。 でもそれが憧れの誰かのモノマネをしたいから、同じものが欲しいのなら分かります。 日本人は特にモノマネ芸が好きですし、人気もあります。 でも、本当は自分の音、自分の弾き方、やり方を探したり、工夫した方が断然楽しいと思います。 それは生き方においても言える事です。 自分らしさを深めた方がずっと楽しいです。 そのためには、まずは外部に解決を求めない方がいいです。 今の自分で十分すぎるくらい、備わっている、素敵だと気づく事です。 今手持ちのネタ、時間、人脈、知識、機材の組み合わせだけでも、無限の可能性があります。 使わない、という手もあります。 足りない、もっと欲しい、と思っていても、本当はあり過ぎなのです。 むしろもっと減らしても良かったりします。 足し算のゲームもいいけれど、引き算も合わせると、楽しみは倍増します。
他人はどうあれ、自分がどう感じているか?に焦点を合わせるようになります。 人生の全てにそういう価値観で臨むようになると、自然に音楽にも現れるのでは?と思っています。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2023
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