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Joe Passという伝説のジャズギタリストが言ってました。 「もっと本能を信じて弾けよ。十中八九上手くいくから」 最近この言葉を聞いて、感動しました。 僕は完璧なステイトメントを求めるあまり、詰まってしまうんです。 これは英語やポルトガル語、そして日本語でも同じです。 動画やポッドキャストを収録する時にも、一瞬でも考えると、もうダメです。 ゾーンに入るというのは、ライブでは経験していても、家だとどうしてもできない… 自然体になろうとしても、何か違う。 何度でも撮り直せるという甘えも良くない。 一発勝負、誰かの為に、誰かの前でやるならフォーカスしやすいんですけどね。 誰もいないカメラの前で、そういうつもりになって、ていうのが難しいです。 今の自分のレベルで踊るしかないんです。 まだ上手くできないけれど、少しずつ本能を信じてやろうと思います。 僕は本当は直感的な人間だったはずなんですが、随分変わってしまったようで。 というか、色んな情報が邪魔なのかも知れません。 もちろん自分の幅とレベルを上げる為に必要な事なんですけど… インターネットのおかげで、何でも検索してから取り掛かるようになりました。 それが知識と実力のギャップを大きくし、時に何も出来なくさせてしまうのかも。 達成したいレベル、マスターすべき事は自分のキャパシティを完全に超えている。 そして手も足も出ない、そんな状態になりませんか? それだけでなく 「(自分のアイデア)これはもうすでに誰かがやっている」 「これほどすごい人たちが山ほどいて、自分に何か特別な事ができるのか?」 これらの囁きが聞こえます。 何もトライしない人や、引きこもりの人も、実はこういう声と戦っているのかも知れません。 そして時間だけが過ぎていき、後悔します。 でもそういう状態になったら、もしくはなる前に、とにかく動き出すに限ります。 やり始めても、長い事やっていても、その声は消えませんから。 実は得た情報、勉強したものを忘れる技術も大切なんです。 でないと自然なフローが得られず、どうしても人工的になるからです。 あと、自分の価値について知る事、それに固執する事が最重要だと思います。 情報に取り憑かれると、直感とか本能とか、大切な部分を忘れがちになります。 完璧さを求めず、もっと人間っぽくならないと、ロボットにやられちゃいます。 不完全で結構、これからもっと自分になるぞ!と思います。 あなたはどう思いますか? こう尋ねてみたら、FBにこんな素晴らしいコメントを頂きましたので引用させて頂きます。 情報が多いと他者との比較の世界に住みかねない。だから例え前より良くなったとしても、他者の目を意識して、こじんまりと、無難な表現になってしまう。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2023
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