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「なぜいきなりキレる?」 たまにそういう人を見かける度、疑問でした。 それは常日頃から、小さな我慢を溜め込んでいるからだそうです。 理由なく不機嫌な人もそうです。 普段我慢していたり、合わせてくれている人がいます。 それで済めばいいと思っています。 しかし嫌な思いは蓄積されているだけなんですね。 いつか爆発します。 それで人間関係が修復不可能になるくらいなら、時々リリースした方がいいです。 僕も我慢を覚えましたが、タイミングがあれば必ず言います。 自分が我慢しただけでは解決はしないからです。 でも言ったとしても、全て即解決するわけではありません。 それも知ってます。 だからと言って、言わないのもどうか。 他の人から、同じ問題で指摘された時にハッと気づくでしょう。 「そう言えば、前もそう言われた」 そうやって少しずつ改善するかも知れません。 自分がいい顔する事だけ考える人は、我慢して終わらせるかも知れません。 本当に相手の事を考える人は、多分タイミングを見計らって伝えると思います。 でも前者の場合、理由の無い不機嫌 - 小さな我慢が溜まっている状態になるので、結局近い関係の人にぶちまける事になります。 配偶者、子供、親、親友、部下などが、我慢する羽目になります。 いいかっこしいの人は、近い関係の人に対し迷惑行為をしていたりするのです。 でもこの問題は、自分と他者だけでは無いそうです。 自分対自分でもそうなんです。 他者に言う、言わないの問題でなく、自分がやる、やらないの問題でもあります。 要求を表に出さない、やってみたい事があるのに、やらない。 何か理由をつけて先延ばしたり、様子を見るに終始する。 一歩踏み込めない自分への苛立ち、小さな苛立ちの溜め込みが、理由の無いイライラへ姿を変えます。 やらない事でネガティブな気分になり、不機嫌になってしまう… これは身に覚えがあります、現在もそんな感じかも。 僕は人には言えるかも知れないけれど、自分の行動力を考えると、反省すべき点が多いです。 一歩踏み出すのが怖い。 ネガティブに、もし〜たらを考えると、行動しないのは安全に見えます。 しかし、そうではない。 フラストレーションを溜め込むだけです。 長い時間をかけて自信を喪失、後悔を募らせているだけ。 大切な自分に対して、最悪な態度をとっているとも言えるでしょう。 そんな状態でいると、あきらめの姿勢、守りの人生になります。 どこか冷めて、知ったかぶった、皮肉っぽい人になります。 子供が親のそんな生き方を見て、人生に夢を持つことは難しいでしょう。 「人生なんて無意味」 「俺は何の取り柄もない」 という無言のメッセージを発信しているわけです。 不機嫌は自分だけで終わりません。 負のサイクルを子供に受け継がせているのです。 そう考えると、どうでしょう? 失敗を恐れて動かないのは、自分のエゴと言えます。 失敗したらかっこ悪い、なんて言われるだろう… そんな事どうでもいいです。 生きているのは素晴らしい、という生き様を僕は娘に見せたいです。 だから1ミリでもいいなあ、やってみたいなあと感じたら、やるべきです。
すぐに動くべきです。 感じたことを、実行する事で、感情をリリースするわけです。 迷ったらゴーです。 迷って感情を封じ込めてはいけません。 小さな不安を溜め込んで、いつか自信喪失してしまわないように、常に動いて感情を解放するべきです。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2023
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