|
色んな事に挑戦して、継続すれば、習慣となり、スーパーマンになれる… という訳ではありません。 習慣として出来たとしても、趣味レベルが適当です。 それは人生を楽しむという意味では正解かもしれません。 僕の2019年の反省は、色んな事にチャレンジした事です。
それ自体は悪い事ではありません。 しかし、優先順位が甘く、かつ習慣を増やし続けたのは致命的でした。 毎日継続する事の大切さを学び、手順も分かりました。 ハードルを思い切り低く設定し、すぐに始め、毎日継続し、少しずつ上げて行く… そうすれば、ある程度の事は出来ると分かりました。 しかし、そうやって習慣を増やして行くと、エナジーレベルが落ちる事に気づきました。 それは、すでに分かっていた事で、ポッドキャストでも話しましたし、ブログでも書きました。 かつて、One thing ゲイリーケラー の本を読んで、たった一つにフォーカスする事の大切さを学んでいたのです。 それにも拘わらず、僕は習慣として昇華できれば、何でも出来ると活動を増やしました。 個別に見ると、将来への投資、人助け、など有益なもので、かつ自分の才能を活かしたものです。 才能を使うべきだと始めましたが、そのエキスパートとなる覚悟はありませんでした。 楽しんでやってますし、それを継続できるだけで十分とも言えます。 しかし、それですら制限しなければならないと気付きました。 特に僕のやり方の場合はそうです。 ハードルを低くして始め、慣れたら上げて行く方法だからです。 常に挑戦者でいるのは健全ですが、それがいくつもの活動となってしまうと、さすがに厳しいです。 それは習慣に昇華し、ある程度継続したからこそ言える事です。 長期的視野で、それらがいつか役に立つと思い、始めたものの、メインの活動の方にエナジーを注ぐべき時に、それが残っていない事に気づきました。 余白がなかったのです。 いざという時のために余白を残しておかなければ、不完全で終わってしまいます。 余白、それは時間であり、エナジーであり、資金です。 僕はちょっと欲張りというか、遊び心というか、やりたい事をすぐやってしまう性格なので、少し反省しました。 ポジティブにいえば、そうするのは僕自身の楽しみでもあり、そう出来るのも才能でもありました。 何事も習慣づければ何とかなる、と分かったのは良かったです。 そして、いつかまた別のタイミングで必要な時に、問題なく始められる、と分かった事も良かったです。 たまたま2019年にやっていた事が、後になって良かったと思うかも知れないと、楽観しています。 自分の好きな事を沢山やるのはいい事ですが、全てやるのは不可能です。 だから、敢てやらない、という選択肢を持つべきです。 それが分かった事も2019年の1つの収穫、と言えるかも知れません。
0 コメント
返信を残す |
アーカイブ
4月 2023
|